イケてるサムネイルを10分で作る!【無料で簡単】
Youtuberの方ならご存知と思いますが、サムネイルというのはどんな動画か人目でわかるように縮小させた画像のことです。
このサムネイルは動画の再生数に超重要な役割を果たしますのでこの記事ではそのサムネイルの重要度、作り方を紹介していきます。
サムネイルの重要性
このサムネイルはタイトルと同じくらい重要になります。
人によってはタイトルを見ずに、サムネイルが興味を引くから押してみた。
という方も割と多いので、タイトルよりも重要な位置づけの場合もあります。
まず下のサムネイルを比較してみましょう。
この3つの動画が並んでいたときについクリックしたくなるのはどの画像でしょうか。
ジャンルやその人の好みによって変わるとは思いますが、大多数は<3>になるでしょう。
ではなぜ<3>がクリックされやすいかというと、動画に対する期待度が違うからです。
例えば、この記事を読んでいる人は「サムネイルの作り方」を知りたいはずです。
なので検索欄に「サムネイル 作り方」とか「サムネイル 作成 簡単」とかで検索をかけると思います。
人の行動心理を考えたときに、通常は3を見て満足できなかったら2を見てそれでも
満足できなかったら1を~という感じで、期待度が高い順に見比べていくはずです。
期待度が高いという事は、求めている欲求を満たす。
もしくは目的達成に一番近いからということです。
youtubeで「サムネイル 作り方」と調べるということは恐らく初心者~中級者までの人で
イラストレーターやphotoshopなど画像編集のソフトを触ったことがないorあまり得意ではない方が大半と思います。
つまり
ターゲット⇒「初心者or伸び悩むYoutuber」
欲求⇒「動画の再正数を上げたい」
プラス要素⇒「簡単に」とか「無料で」など
というのがこの動画を見る層の心理状態になります。
今その人が必要としている情報に近いものを、サムネイルを通じて瞬時に伝えるということが非常に重要です。
上記のサムネイルでは明白にその区別がつけられています。
効果的なサムネイルの見せ方
ではそういう人にはどういうサムネイルを見せるのが効果的なのか考えてみましょう。
理想は「超絶簡単でしかも無料or低コストでものすごくクオリティが高いかつ10分程で完成できる」という奇跡の方法ですが
まぁすべてをかなえる事はできないので、ある程度優先度順に絞っていくかと思われます。
人によっては優先度は違いますが、
「無料」「簡単」「高クオリティ」の3つの事を重要視する方が多いと思います。
つまりサムネイルを作るときは、この3つのポイントをぱっと見でわかるように作ればいいのです。
※人は同時に認識できる情報量が3~4つといわれているので、余分な情報を排除しつつ、ピンポイントで訴求することが大事です。
このように視聴者がどのような属性の人かをしっかりと分析した上で作ることが非常に重要です。
色々書きましたが、考えすぎて作るのに時間がかかったり、結果ごちゃごちゃしたサムネイルになってしまうと本末転倒なので、ここまで書いた事を参考程度に意識しつつ、「いいサムネイル」作りを心がけてください。
人の好き嫌いがある以上、100%の正解というのは存在しないので、大多数はこういう意識で行動しているんだということを思い浮かべながら作るといいでしょう。
サムネイルの作り方
ではここからは実際にサムネイルを作る方法を解説していきます。
難易度別に紹介していくので、自分に合ってそうな方法を参考にして頂くといいかと思います。
※基本的に無料でできる方法のみ解説しています。
とにかく早く手軽に、そこそこのクオリティで(スマホアプリ)
PCを持っていない、もしくは外出時に作りたい方はスマホのアプリで制作することをお勧めします。
「phonto」というアプリなんですが、画像の上に文字がのっているサムネイル画像は
はほとんどこれで作れるといっても過言ではありません。
ためしにこの「ソロキャンプの始め方」のバナーを作ってみましょう。
使うアプリ
今回この「ソロキャンプの始め方」というサムネイルを作る手順を解説していくのですが、その際にとても簡単な「Phonto」というアプリを使ってサムネイルを作成していきます。
iphoneでもアンドロイドでも両方対応していますし、無料で使うことができるので、早速ダウンロードしてみましょう。
Phontoの公式サイト「 https://phon.to/download 」からダウンロードできます。
ではアプリを起動してください。
起動時はこのような画面が表示されます。
背景画像を設置
上のほうに山のようなマークがあるので、それをタップします。
下記の画面が表示されるので「端末内の画像を読み込む」を選択肢、スマホに保存されている画像を選択します。
すると画像が読み込みされます。
グラデーション文字を設置
背景画像を設置したら、画像の上に文字を入れていきます。
文字を設置する場合は、画面上部の鉛筆のマークをタップします。
文字入力の画面が出てきますので、追加で設置したい文字を入力します。
この画面でフォントというボタンをタップして、フォント一覧から好きなフォントを選びます。
今回は「やさしさゴシック ボールド」を使っていきます。
好きなフォントを選択し、完了をタップすると設置したい文字が表示されます。
このままだと文字もシンプル過ぎてインパクトが無いので、目立たせる為に
「スタイル」をタップして、文字色やグラデーションなどを変更していきます。
「スタイル」をタップすると下記のような設定画面が表示されます。
完成したサムネイルを見てもらうとわかりますが、「ソロキャンプ」の文字は白と赤のグラデーションが入っているので、単色ではなくグラデーションの設定をしていきます。
グラデーションを設定する場合は、「色のパターンを作成」ボタンを押します。
「色パターンを作成」をタップ後は下記の設定画面が表示されます。
しかし、このままだとグラデーションではなく1文字ごとに色を付けていく設定になっているので、まずはグラデーションの設定を行います。
グラデーションの設定をする場合は「一文字ずつ ▼」という箇所をタップします。
タップして、「グラデーション↓」を選択します。
横向きのグラデーションを装飾したい場合は「グラデーション→」をタップします。
「グラデーション↓」を選択するとこのように上から下の方向に色が変化していく効果を追加できます。
色を追加する場合は「+」してから色を選ぶと追加されます。
※不要な色を削除する場合は、消したい色の箇所を長押しすると、「この色を削除しますか?」
というメッセージが表示されますので、「削除」を選択してください。
「ソロキャンプ」の文字は「赤」と「白」の「グラデーション↓」で設定します。
色が決定したら、「適用」をタップして確定させてください。
グラデーションの設定ができたら次に文字の縁取りを付けていきます。
「ソロキャンプ」の文字は少し太めの白ふちを追加していきます。
縁取りを追加する場合は、「ストローク」を選択してください。
今回は「白色」で幅は「003」位を設定します。
次は影を設定していきます。
「ストローク」の右側の「影」をタップしてください。
ここはお好みで設定してください。
白枠の背景を設置
上記の設定画面で「背景」をタップする事で背景色を設定できますが、白い大きな枠の上の別々の文字を載せたい場合は、別で枠を作る必要があります。
このアプリには白色の枠だけを作成する機能が無いので、文字を作る過程で少しアレンジする必要があります。
新しく文字を追加して、適当な長さのスペースのみ入力し、「背景」を白に設定します。
するとこんな感じで横長の白い棒ができるので、大きさを調整して設置します。
白枠の背景ができたら、先ほどのグラデーション文字を設置します。
「の始め方」の部分は同じ要領で作って横に配置してください。
続いては下の「すべて揃える 100均で!」という文字を設置していきます。
先ほどとほぼ同じ要領で作成していきます。
半透明の黄色マーカー部分は細長い背景で作成します。
細長い背景を作る場合は、スペースを多めに入力することで横長の背景を作ることができます。
文字を目立たせる装飾なので、黄色マーカー自体は半透明にします。
マーカーと文字の重なりを調整できれば完成です。
どうでしょうか。
これ位のクオリティのサムネイルであれば基本的に10分ほどで完成します。
操作性も直感的で非常にわかりやすいと思います。
いい写真と組み合わせれば、そこそこのクオリティのものがすぐに作れるはずです。
好きな背景に人物を載せたサムネイル(PC)
これは好きな背景に、人物を切り取って配置するタイプのサムネイルの作り方です。
いわゆるよく見るこんなやつですね。
これもやり方さえ理解すれば非常に簡単です。
いろいろなやり方がありますが、今回は無料で使える「GIMP」というフリーソフトでの
作成方法を解説していきます。
※ この「GIMP」は無料なのに超高性能の画像編集ソフトなので世界中で使われています。
まずは切り取りたい人物の画像をダウンロードしして「GIMP」に取り込みます。
撮影した写真を使う場合はできるだけ背景が同じ色で統一されているほうが切り抜きやすいです。
まずは背景を削除する前に、アルファチャンネルの追加を行います。
これをしないと、削除した箇所が透明にならないので、切り取りする前に追加してください。
アルファチャンネルの追加ができまたら、ツールから「ファジー選択」を選んでください。
「ファジー選択」を選んだ状態で背景の白い部分を適当にクリックします。
すると同色の範囲が選択されるので、「Delete」で削除します。
すると、削除された部分が透明になります。
するとほぼ白い部分は削除され、人物をくりぬいた状態になります。
右下の残った部分を選択して、さらに残りを削除してもいいのですが、今回はほぼ残っていないのであとは手動で選択していきます。
※背景色によっては、もう少し残る場合もあります。
このように人物だけを切り取ってPNG画像として保存します。
くりぬいた画像を背景画像の上に設置して、サムネイルを作るとこのように出来上がります。
この要領でいけば、色々な背景に人物を上にのせたサムネイルを作ることができます。
動画の中に人物が出てくる場合は、この方法で人物を表示させると効果的ですね。
上記の方法で基本的なサムネイルは作れるはずなので、複雑なグラフィックやCGなどで無い限り
だいたいのサムネイルは作る事ができます。
細かな部分は応用で代用できるので、ぜひ色々なバージョンのサムネイルを作ってください。
文字の配色やフォントなどは慣れていないうちは違和感があったり、チカチカして訴求率が半減してしまう恐れがあるので自分で一からつくるよりも、まずは気に入ったサムネイルや参考にしたいサムネイルを真似して作ってみるというのも大事です。
学ぶ事は真似をする事から始まります。
※画像や文字をコピーする事はNGですので、構成や配色などを参考にする程度にしましょう。
クオリティの高いサムネイルを参考にして作っていくと、配色や構図など見やすいサムネイルにするためにはどうすればいいかというのが、だんだん感覚的にわかってきます。
基本的な事がわかった上で自分流に色々とアレンジしていくといいかと思います。
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