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最適な動画の時間の長さはどれくらい?

2019年12月3日再生数アップのすゝめ

砂時計

Youtubeにおける動画コンテンツ結局長いほうがいいの?それとも短いほうがいいの?
これは結構みなさん気になるところだと思います。
動画によっても分かれてくるところですが、最適な長さはどれくらいなのかを解説していきます。

長いほうが良い?

収益として見たときに、長いほうが良い。という共通認識はありませんでしょうか?
特に10分を超えると広告が途中に貼れるから、とにかく10分以上の動画を上げ続けている
なんて方も多いと思います。

またyoutubeは収益の対象を4000時間以上の再生としている事から
動画の総再生数をかなり重視していることがわかります。

なので私の見解としては内容さえしっかりしていれば、チャンネルの評価と収益面から見て長いほうがメリットが大きいのではないかと考えています。

人気ユーチューバーに見る再生時間

人気Youtuberの方であれば30分~1時間という動画も珍しくありません。
それはその動画自体がコンテンツとして成り立っているからです。

その動画を見て何か情報を得たいという事ではなく、見てて面白いし、飽きない構成になっているから1時間という長尺な動画でも離脱率が低く、高評価も多くなるのです。

なので、その動画の目的が情報提供だけでなく、笑いや楽しさ、音楽などを共有し合えるものであれば基本的には収益に関係なく長い方が良いといえるでしょう。
※楽しい動画はいつまでも見ていたいものです。

これも好き嫌いあるので確実ではないですが、視聴者の行動指針を考えた時に以下のことが当てはまる動画に関しては長くする意味はあまりないでしょう。

・情報提供のみの動画

この動画関して言うと短い方がいいと思います。
なぜかというと、この視聴者は動画のクオリティや内容に関しては興味がないからです。
答えや結果を早くしりたいので、結論だけ見てそれを見たら動画を閉じます。

そもそも結果だけを知りたい場合は動画である必要はないですしね。

サッカーや野球の結果を知りたい人は、途中経過や誰が得点を入れたのかという付属の情報やその時の雰囲気なども知りたいのでこれには当てはまりません。
料理のレシピも、作りながら見る人も多いのでその動画に合わせて調理するので調理工程に沿った長さにする必要があるので、短くない方がいいです。
クイズや雑学も答えがありますが、テンポよく流れると沢山出てきてもつい見てしまいます。

このように考えるとほぼ全てのジャンルの動画が長いほうが良さそうですね。

無理に長くするのはNG

ここまでみてみると長いほうが良さそうですね。
ただ、短い動画を無理やり長くするという編集は一番良くないです。

例えば、商品紹介のコンテンツを作った場合、よく使われる技法なのですが「ジェットカット」という編集技法があります。

不要な部分をカットしてつなぎ合わせるのですが、

話の途中で「えーっと」や「んー」や目立った息継ぎなど、内容に関係ないノイズを全てカットしてつなぎ合わせると動画のテンポと耳障りが飛躍的に良くなり、視聴維持数増加につながります。

聞いてて何か長ったらしい動画だなーと感じるのは、このノイズのせいかもしれません。
これを全てカットしてすっきりさせると動画の見やすさも上がります。

ただ、意外とこのノイズはいたるところにあり、すべて切ってしまうと結構動画が短くなります。
その分すっきりして良いのですが、10分に少し足りないからといって、ここに無理やり関係ない動画を挿入してみたり、動画の再生速度を遅くして動画の時間を延ばすYoutuberもいるのですが、それはやめましょう。
本末転倒です。

内容は良い動画なのに、少しでも違和感や不自然感を察知しまうと、それが潜在的に残ってしまい、次のおすすめ動画や関連動画を見るのを避けてしまったり、何日かたって関連動画に表示されてもなんとなく飛ばしてしまう。という事態が起きてしまいます。
それこそ再生数にマイナスの影響が出てしまいます。

それほど小さな違和感というのは、のちのち大きな影響を与えかねません。

なので結果長くなってしまった動画に関しては、問題ありませんが、短くなった動画を長くするというのは避けましょう。
※数秒程度なら、シーン切り替えに差し替え動画を入れるなどは逆にメリハリをつける意味では効果的です。

結論は長い方がメリットはあるけど、そこにこだわらないで!

結論として長さにこだわる必要は全くなく、必要な展開や構成をいれて結果この長さになってしまったというだけの事なので長いからどうこう、短いからどうこうする必要はありません。

このチャンネルは全ての動画が3分以内で見やすいから、再生リストを作って繰り返し視聴している。という場合もあるのでブランディング次第で短い動画の方が結果メリットになる場合もあります。

長さ基準で考えるのではなく、ここはこのシーンを追加した方が面白いとか、このシーンは内容が伝わりにくくなるから省くなど、あくまでもこうした方が動画の内容や質が上がるという基準で考えて作ることが一番なのです。