再生数を買うのは危険!?【YouTubeペナルティ】
YouTubeのチャンネルを開設したばかりだと、動画の再生数がなかなか増えませんよね。
みんなに認知されたい、早く収益化に繋げたい。
そんなもどかしい毎日を送るより、手っ取り早く「再生数」を買ってチャンネルを伸ばしたい。
そう思っている方もいるかもしれません。
この記事では「再生数」を買うのは「アリ」か「ナシ」かをその根拠とともに解説していきます。
先に結論から
私が分析した結論からいうと「ナシ」です!
まぁ、そこらかしこでアカウントがBANされたと騒いでいるので、不正と判断されるリスクがある施策は避けたいものです。
ではなぜダメなのか、その根拠を説明していきます。
まずは再生数を買った場合の「メリット」と「デメリット」を分けて考えてみましょう。
・見た目の再生数が増える
・人気の動画と思わせることができる。
え?これだけ?と思うかもしれませんが、本当にこれだけです。
順番に見ていくと、「見た目の再生数が増える」というのはどういう事かと言うと、表示されている数字としては増えていきますが、これはただ数字が増えているだけで、意味はありません。
依頼した時に増えるだけであって、定期的に動画を再生してくれたり、再生者が誰かに宣伝してくれるわけではないので、表面上の数値が増えて、それ以外の何者でもありません。
しかも、不自然なクリックは無効になるだけではなく、チャンネルの評価を下げてしまう可能性もあります。
再生数を増やすロジックがどのようなものかは、業者によって変わるので断言はできないですが、
人為的もしくは自動システムによる視聴開始後、一定時間視聴して次の動画に移るのが多いです。
すると、視聴回数は増えますが、視聴維持率が下がります。
視聴維持率とはその動画を見始めてから、最後まで視聴した割合のことです。
途中で見るのをやめると当然視聴維持率は下がるので、YouTube内の動画評価としてはマイナスポイントになります。
視聴維持率については、公式ページでも解説しているので、そちらも参照いただくといいかもしれません。
視聴者維持率は、動画がどれぐらい視聴されているかを測る目安になります。
引用⇒ https://support.google.com/youtube/answer/9314415?hl=ja
YouTube アナリティクスの [エンゲージメント] タブで、視聴者が動画をどれぐらい見続けたのかを確認できます。
また、視聴者がいつ視聴を停止したかもわかります。
また、同じアカウントやIPからの短期間での視聴カウントは1つにしか換算されません。
たとえ業者が「うちはすべて手動でオリジナルのアカウントから再生している。」と謳っていても本当かどうかは定かではありませんし、今ほぼすべてのWebサービスの分析ができるので、そのアカウントがどこから作成されたものか、どんな属性なのか。など全てが高性能なAIにて管理されています。
動画の再生自体に収益が発生しているということは、その費用を払う広告主がいるということです。
当然その広告主が不正再生による不利益が発生しないために、最善を尽くしています。
運用元のGoogleはアドセンスなどの不正クリックを排除してきたように、YouTubeの不正再生も当然ありきで対策を徹底しています。
なんだか素性もよくわからない会社が世界のGoogleが生み出したアルゴリズムを上回る技術で、正当な再生に見せかけることはほぼ不可能に近いでしょう。
その時は大丈夫でも、その後にその再生不正なものとわかった場合は、依頼したアカウントがBANされる可能性が一生つきまといます。
バズっている動画と一時的に見せかける為だけに、再生数を購入するのはリスクが多すぎます。
上記ではメリットを解説しましたが、次にデメリットをまとめました。
・視聴維持率が下がる
・場合によっては成果に見合わない金額を請求される
・不正アカウントからの操作でYouTube内の評価が下がる
・収益化停止
・場合によっては警告からの、アカウント削除
このように、再生数を上げるために行ったことで、その動画やチャンネルごと削除されてしまう可能性もあるので、再生数の購入はしない方が得策です。
拡散してもらうのはアリ?
再生数の購入はやめた方がいいとお伝えしましたが、インフルエンサーによる拡散はどうでしょうか?
これは結論からいうと拡散してもらう事自体は「アリ」でしょう。
○回数再生で○○円という確実性はないものの、フォロワーが何万人もいるインフルエンサーがあなたの動画を宣伝してくれると、それだけで相当な宣伝効果が期待できます。
拡散自体は大手企業も有名インフルエンサーに、企業案件で宣伝を依頼しているほどなのでこちらは問題ないでしょう。
ただ、気をつけるポイントとしては、拡散用のみのアカウントはあまり意味がなかったり、Googleからマイナスの評価を受ける可能性もあるので、事前にしっかりとアカウントの中身も確認しましょう。
また複数アカウントで拡散しますよ。というサービスもあまりお勧めしません。
複数アカウントの場合は、自動で量産したアカウントや、中身が無いアカウントだったりするので、こちらは避けましょう。
あなたのチャンネルのカテゴリにあった情報をしっかり発信していたり、ちゃんとフォロワーとの交流をとっていたりする堅実なインフルエンサーに拡散してもらう分には問題ないですし、効果も見込めることでしょう。
手っ取り早く再生数を上げる方法
では手っ取り早く再生数を上げる方法はないのでしょうか?
一番有効な手はやはり、露出を増やして多くの人の目に触れることでしょう。
目に触れても確実に再生してくれるかは、タイトルやサムネイルによりますが、露出を増やすことで再生するきっかけを増やすということが重要です。
その方法は先ほど解説した、方法を含めて下記にまとめました。
・人気インフルエンサーに拡散してもらう。
・YouTube内の広告に掲載する
・Googleアドセンス
・Yahooリスティング広告
上で上げた施策に関しては、正当な宣伝方法なので、正当に動画の再生数を上げることができます。
ただ、掲載するキーワードによっては、高額になる可能性がありますので、ご注意ください。
はじめのうちはそこまで宣伝費用をかけれない方も多いとおもいますので、まずは
「 毎月の再生数を倍に伸ばす!【HowTo系は最強】 」
「 チャンネル登録者数を増やす【5つのポイント】 」
などの記事を参考にしてもらって、堅実な運営方法で着実に再生数とファンを増やしていきましょう。
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